「百杯のコーヒーより一回の酒盛り」これは私の持論である。つまり喫茶店でお茶飲みながら商談を重ねても非効率である。先人が行って来た様に酒盛りに勝るプレゼンは無い。政治家も赤坂の料亭でなにやら重要事項取引してる?。そんな訳で若かりし頃より全国出張のおり旨い酒と肴を探索している内(勿論ちゃんと仕事もしてた)気付いてみると毎年数百本の酒が全国から送られてくる。
しかもその全ては日本酒の一升瓶でマイナーな逸品だ、昔は蔵の杜氏さんしか呑めなかった純米吟醸無濾過生酒が殆どである。それらが入手出来るのはクール宅急便のお陰である、どれも米のワインと称されるフルーティで個性的なとても旨い酒である。
最近各メーカーの営業マンや客人は何故か夕刻に私にアポイントしてくる。そして早く帰れば良いのに何かをネダル様子である。仕方が無いから当社ロビーに置かれた酒専用の業務用大型冷蔵庫から一升瓶二、三本を抱えて居酒屋に直行、商品を仕入れさせられた上に酒も振舞って、彼ら営業マン達は私の方がお客であることを忘れている。つまり其のくらい旨い酒である。最近では仕事より先に酒の話しで私が語られて居ると聞く。
実は当社の通称S.S.RはSAKE.SHOCHU.RESEARCHER
に変色しつつある。私も肝臓と相談しながら試飲会に多忙な日々である、言い訳するのではないが良い音と旨い酒は実にうまくコラボする、酒の苦手な人は当社の担当になってはいけない、最近の持論。
次回は私が顧問となっている旨アァ~イ焼酎蔵を紹介します。