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ジェクサー・ライトジム&スパ24 仙台店様 アクティブスタジオ・ホットヨガスタジオ 音響調整 2021/9

安坂大輝

アクティブスタジオ

メインスピーカー:TOA HX-7の特型ハーフサイズ2ユニットモデル×4本 フロント・リア各L/R 

サブウーファー:BOSE MB210×2 フロントL/R

モニタースピーカー:TOA F-2000×2 インストラクター用L/R

 

メインスピーカーのHX-7ハーフサイズモデルは2ユニットのラインアレイスピーカーで、部屋の四隅に分散配置することで広いカバーエリアを均一な音圧レベルに調整することが出来ます。直下でもハイが痛くなく下位モデルのHX-5よりも許容入力が大きく丈夫です。つまり部屋のどこにいてもバランスの取れた音で、長期間故障なく使えるということ。

さらにインストラクター用のモニタースピーカーが設置されており、音声が聞き取りにくくなりがちなインストラクターの立ち位置でも均一な音圧レベルを確保することが出来ます。

サブウーファーはフロント側のL/Rに設置されておりライブ音響のような重低音を鳴らすことが出来ます。

ZUMBAやR&Bなどリズム帯域の低音が多いダンスミュージックでも明瞭度の高い音楽再生が可能で、重低音の物理的な振動による体感音響効果を加えることができるため、迫力のある音響空間を作り出すことが出来ます。

音が良いと感じたり、一体感があって気持ちが良いと感じるプログラムには実はこういった音響設備が導入され、音響調整が施されています。


アクティブスタジオ 音響ラック

音響ミキサーは弊社SSR製 MIX-073MK3 3Uサイズミキサー

各入力(ワイヤレスマイク×2、CD×2、外部入力×1)を一か所で音量調整

電源はパワーディストリビューター内蔵型なのでワンタッチで一括電源ON/OFF(A/B 2系統 ディレイ機能付き)

プロッセサーはTOA DP-SP3にて音響調整

 

続いてはホットヨガスタジオ


ホットヨガスタジオ

メインスピーカー:TOA HX-5-WP×4 防滴タイプ フロント・リア各L/R

 

ホットスタジオでは内装やスピーカーが全て防滴仕様になっており、壁には防水塗料、床材には防水シートが貼られ反射が大きいため反響が起こって明瞭度が低く、残響時間が長くなります。またスピーカー自体が密閉型の為、低音の増幅がなく低域の音が出づらくなっています。

このような場合、どの周波数帯域で反響が起こっているかを探り、イコライザでカットすることで出来るだけ反響を少なくして明瞭度を上げます。また残響によってハウリングしやすくなっているポイントも同様にカットします。特にインストラクターの声の帯域では何をしゃべっているか聞き取れるように注意を払い、低音は明瞭度を損なわない程度にブーストすることでリズムが取りやすく迫力が出るように調整します。

インストラクターの声が聞き取りづらい、音が響いてリズムが取りづらい、音のバランスが悪く今一つ迫力がないといった場合にはこのような音響調整を施すことで解消されるかもしれません。

またホットヨガなどフィーリングミュージックを使った比較的音量の小さな音でマットを使って寝転がった状態で行われるレッスンが多いため、音量が小さい場合や低い位置で聞いた場合でもバランスが崩れないように調整します。


ホットヨガスタジオ 音響ラック

音響ミキサーは弊社製PRC-03L_MK3 遠隔式音響システムコントローラー

プロセッサーはTOA DP-SP3にて音響調整

 

ホットスタジオやプールなどの湿度・温度が高い環境下では音響機材は別室や扉の付いた専用の機材部屋に置かれます。そのような場合、このミキサーであれば無線通信でレッスン中もスタジオ内からリモートコントロールすることが出来ます。

CD1/2、AUXの3入力切替+マイクの音量調節とCDプレーヤーの操作、ピッチのコントロールをリモコン1つで行うことが出来ます。


音響リモート送信機 PRC-03TXL920